「文鳥さんと一緒に生活していて一番困ってることはなんですか?」
と聞かれると
「爪切りです」と答えます。
昔、小さい時インコと暮らしていたのですが、インコの爪切りを親がしている光景をみたことがなかったので、文鳥さんに爪切りが必要と本で読んだときは驚きました。
確かに伸びるんですよ・・・
◆文鳥さんと爪切りの歴史
はじめて、爪切りが必要だと感じたのは、小屋の中に吊るしている黄色いテントの上をぐるぐる回っていたときに爪が引っかかったように見えたんです。これは危ないなとおもって、健康診断も兼ねて動物病院に連れていき、爪切りもしてもらいました。
このブログで何回も書いているように、ぴこちゃんはかなりのビビリで小心者。小屋の中で逃げ回って、プロの先生でも保定するのにてこづっていました。その後、2回ほど動物病院で爪切りをしてもらいましたが、家から病院の往復の間、開口呼吸が激しくストレスが強いこともわかったので、なるべく自宅で爪切りをしてあげることにしました。
ただ、幼長期にあまり保定の訓練をしていなかったため、私が捕まえるときも逃げ回り1本の爪切りに何分もかかってしまいます。本当に爪切り苦手です。保定しても、指を噛んだり、爪切りをくちばしで噛もうとして、必死の抵抗が続きます。
怪我させないように慎重にしているのですが、なるべくならしたくないし、回数を減らしたいと思うようになりました。
◆対策第一弾 ニームパーチ
そこで、あまり爪を伸びにくくする方法がないかを調べ、最初に購入したのが、この「KAWAIのニームパーチ」です。文鳥さんの飼い主さんからも評判がよかったので、取り寄せました。
商品が届き、ピコさんに見せる、案の定、体を細くして警戒状態。徐々に慣れてくれるようにまずは放鳥中の遊び場に取り付けてみました。それから1週間してもまったく寄り付きません。少しでも近づけようと、ニームパーチの上にペレットをおいてみましたが、ペレットだけ食べて去ってしまいます。次に、すこしヤスリで凸凹感を取り除いてみました。しかし、やはり乗ってくれません。3ヶ月試しましたが、だめでした。
失敗です。
◆対策第二弾 備長炭マドラー
つぎに試したのが、こちらの「増田屋 A-112 備長炭マドラー」
これを使ってみようと思ったのは、インスタグラムやYou Tubeで備長炭の止まり木に乗っている文鳥さんは爪が伸びにくいと色んな方が紹介していたのです。備長炭は黒いので、白文鳥が黒文鳥にならないか躊躇しました。
実際、備長炭の止まり木をつけている方のインスタグラムのコメントで聞いてみたのですが、黒くはならないとのことで、試しに備長炭止まり木を試してみることにしました。
しかし、また、ニームパーチの二の舞いになる可能性もあったので、それよりも簡易的なものがないか探しました。そして、見つけたのが、この備長炭マドラーです。
◆備長炭マドラーは効果あり?
備長炭マドラーを本来の使い方と違う方法で利用しているのは心苦しいのですが、今回はお許しください。この備長炭マドラーをみつけたのは、「ねむいちゃん」という文鳥さんのブログを拝見した時でした。
同じように爪切り対策としてこのマドラーを使って飼い主さんが文鳥さんを備長炭の止まり木に慣らすように使っていたのです。
私も早速、遊び場を作成。ぴこちゃんは、放鳥時に紙を運んで遊ぶのが大好きなので、それを利用して、飛び立つ時に力が入る部分に取り付けました。1日目はあまり寄り付きませんでしたが、2日目からはすこしづつ乗れる様になりました。
前側の爪で止まり木掴んでます。
後ろ側の爪で止まり木掴んでます。
もう1本追加で購入して、ついに止まり木としてしっかり乗ってつかめるようになりました。
動画もできましたので追加します
◆最終的にはこれで爪切り対策完了
「アクアペットサービス 備長炭止まり木 S」を近々購入しようと考えています。マドラーの止まり木にもだいぶ慣れてきてくれたので、最初に教えてもらった、本格的な止まり木にして小屋の中に取り付けてみようと思います。また、乗らない可能性もありますが、ここまで練習したので買う価値はありかと・・・
もし、私と同じように文鳥さんの爪切りが苦手と悩んでおられる方がおられましたら、参考になれば幸いです。