まだ6月にもなっていないのに、雨の日が続き鬱陶しい天気が続いていますね。このようなジメジメした気候になってくると、多肉植物を育てているものにとって気になるのは、「ナメクジとカタツムリ被害」です。
今日は、私がいつもしている対策について書いていこうと思います。
コーヒーを自宅でハンドドリップで淹れるようになり、そのたびにコーヒーかすがたくさん出るようになりました。コーヒーかすは色々な用途につかえるのですが、私はその殆どを植物を守る対策に活用しています。
ナメクジやカタツムリは、コーヒーのカフェインや香りがすごく苦手なのだとか・・・
その対策方法はとても簡単で、
まず、フィルターから紙に広げて乾燥させます。
数日で乾燥します。乾燥したものがこちらです。
乾燥させるとサラサラになるので、それを多肉植物の周りに撒くだけで完了です。
土に混ぜる人もいるようですが、私は多肉植物の周りに直接撒いています。こちらは多肉植物のパールフォンニュルンベルグです。
多肉植物を危険にさらすものに、バッタもよくとりあげられますが、私が育てている環境ではナメクジやカタツムリの被害が一番多かったです。葉の部分をムシャムシャ食べている現場を目撃したことが何度かあります。せっかくきれいな形に育ってくれた多肉植物の葉をむしられた時はショックですよね。
この対策をするようになって出没率と被害が少し減ったように感じています。
市販の腐葉土や枯れ葉にコーヒーかすを混ぜてコンポスト(conpost=堆肥)にすることもできるそうですが、私は作ったことがないので気になる方は調べてみてくださいね。
ちなみに、おまけですが、コーヒーかすは他にもこのような活用術があります。
①脱臭剤として
ニンニクや玉ねぎを切った後、珈琲粕で手を洗う。靴箱に脱臭剤としていれておく
②研磨剤として
汚れの目立つ調理器具をきれいにできる。排水管をきれいにし、嫌な匂いを防いでくれる。
③コスメにアレンジ
コーヒーかすを植物油と混ぜるとスクラブに。抗酸化作用が期待され高級コスメにも多様。
④自然の着色料として
木材に、コーヒーかすと水とホワイトビネガーを同量混ぜて、一時間寝かせたら、布などを使って木材に塗る。生地には、布袋に入れたコーヒーかすと染めたい生地を一緒に煮出す。
様々なものに活用できるので、みなさんも是非試してみてください。