VINTAGE'S KEY

多肉植物と珈琲と文鳥について色々綴っていきます。

大切なペット(文鳥さん)との防災について考える。何を準備する?

はじめに

このたびの令和6年能登半島自身で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。被害を受けられた皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。

この度の報道を受け、

「自分の住んでいる地域で災害が発生した時、鳥さんとどのように避難する?鳥さん用の防災対策は?」ということを考え始めました。同じように考えられた方、多いのではないでしょうか?

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どうしても防災意識はすぐに薄れてしまうので、早速、調べて、準備、対策した内容をまとめてみました。

 

【ケージ周りの対策】

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まず初めに、現在、常時ケージを置いている周辺の確認を行いました。IKEAで購入したカラックスの上に置いているので、高さはそれほど高くなく、安定感もあります。

しかし、その横に置いているテレビボードの上にペットボトルの水を数本置いていたので、揺れて倒れてくると危険な為、移動させました。そして、ケージの底の部分に滑りどめのパッドを100円均一で購入し、つけました。(ちなみに、この度の1月1日の地震ではこちらも震度3の揺れが長く続きましたが、文鳥さんは特に取り乱すこともなく、また、ケージが動くこともありませんでした)

【鳥さん用の防災セットを準備】

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ライフラインももちろんですが、輸送に関しても一時的に途絶える可能性もあります。その時、いつも普通に購入していた、鳥さんのごはんが購入できない可能性があります。ごはんの備蓄は人間同様重要です。

私の場合、いつも無くなる少し前にネットで購入しているので危険度が高かった事項です。準備するに当たって、アニコムさんの防災用品リストを参考にさせていただきました。(詳しくは下の項目をご確認ください。)

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まずは

・ご飯とお水(5〜7日分用意しておくと良いそうです)

いつも主食として食べている、maniaのシードとペレットを小袋に入れて用意しました。水は500mlのペットボトルです。鳥さんには軟水が適しているそうです。

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・お気に入りのおやつ

文鳥ピコさんは小さい頃からずっと粟穂が大好きです。プチプチちぎるのもストレス発散になっているようで、これがなくなるとすごく不機嫌になり、無いことを訴えるのでかかせません。いつも購入している大きめのパックを用意しました。

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・器

キャリーケースにつけるためのものです。

左側のものはシード用として使用しています。中の器もプラスチック製なので危なくありません。

右側は水用です。私はSサイズの深型を購入しました。しかし、思ったよりこぼれやすいので、Mのほうが良いかもしれません。

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・キッチンペーパー・新聞・ペットシーツなど

ペットシーツは持っていないので、キッチンペーパーと新聞紙を用意しました。

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・キャリーケース

元々、動物病院に連れいて行くため用に購入しましたが、避難時はこれを使用しする予定です。色がわかったようですが、現在販売中の似たものがあったのでリンクを貼っておきます。

・キャリーケースを入れるバッグやカバー

カバーは家電量販店の景品でリラックマブランケットです。うちの子は色にも敏感なので、覆うものはすごく気を使いますが、このブランケットにはまずまず抵抗がなさそうなのでこれに決めました。(時々、慣れさせています)キャリーケースを入れるバッグはもう少ししっかりしたものを購入予定ですが、今のところはこのシュパットバッグを用意しています。

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・タオル

ごくごく普通のタオルです。数枚あっても良いかもしれません。カイロを近くに置く時に巻いて使うとよいと思います。

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・寒さ対策・暑さ対策(カイロ・ひんやりマットなど)

寒さ対策のカイロです。人間用ではないので、貼らないタイプを用意しました。

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暑さ対策は、ヒヤロン簡単急冷という商品(叩くと冷たくなる保冷剤のようなもの)を購入しようかと思ったのですが、持続時間があまりないということで却下しました。小動物用のひんやりマットというものがあるようなので、只今購入検討中です。あとは、ポータブル電源を購入して、小さい扇風機が一番いいのではないかとも思っています。

ナスカン(脱走防止用)

誤って扉が開くことはなさそうですが、(キャリーケースの留め具は結構硬い)100円均一セリアで購入してきました。

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・掃除用品(ごみ袋・ウエットティッシュ

新聞を変えたり、掃除をした時用のごみ袋です。除菌もアルコール低めのものを用意しました。一度これで掃除してから、キッチンペーパーで二度拭きする予定です。

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・普段飲んでいるお薬

現在飲んでいるお薬はありません。ある方はご用意ください。

 

・わが子の写真(アップ・全身・家族と一緒)

とりあえずアップと全身の写真を入れています。次の項で書きますが、アニコムさんのHPから無料ダウンロードできる防災手帳があるので一緒に入れています。もしもの時にもわかるように鳥さんの特徴、名前、飼い主の連絡先等を書けるようになっています。本当にありがたい防災手帳です。感謝です。

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・ペット保険の保証書

私は保険に加入していないので、これは現在ありませんが、加入するべきか検討中です。

 

【鳥さんの防災についてすごく参考になりました】

こちらはアニコム損害保険会社さんのHPです。私はペット保険には加入していませんが、こちらのHPおすすめです。

 

www.anicom-sompo.co.jp

 

ページの一番下にある、(▼「アニコム オリジナル防災手帳」のダウンロードはこちらからをクリックすると)

という場所から、防災手帳をダウンロードできます。

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保険に加入していなくても、誰でもダウンロードできるようにしてくださっているのはありがたいです。先程書いた、防災用品リストもダウンロードできます。

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【避難場所の確認】

他の方のブログを読んでいると(台風時の避難)市によってはペット同伴で避難できる避難所と開設している市があるということを知りました。私も早速、明石市役所の総合安全対策室に問い合わせを行いました。

しかし、問い合わせた結果、明石市では、ペット同伴で避難できる避難所というのは現在のところ決められていないそうです。もし、そのような災害が起きた場合設定される可能性はあるかもしれないけれど、現時点ではないということでした。このことから、とりあえずは自宅避難、もしくは、車中泊になるんだろうなという予測を立てることができました。

市によっては、設定されているところもあるかもしれませんので、気になった方は一度問い合わせてみてくださいね。

【最後に】

私は、阪神淡路大震災の経験者です。幸い私の住んでいた家(当時はアパートの一階)は瓦が数個落ち、壁の一部が落ちただけで、1日車中泊し次の日から自宅に戻っていました。当時は小学校六年生でしたし、その日は風邪をひいて熱をだしていたので、はっきりとした記憶はありません。しかし、その次の日からも余震で何度も揺れて怖かった覚えはあります。海沿いに住んでいましたが津波はありませんでした。家でも特に防災対策はしていなかったようにおもいます。その時はペットとも暮らしていませんでした。

この度の石川県で発生した震災のニュースを見て、防災を真剣に取り組まなければならないと考えた次第です。人だけの避難ならともかく、今までと違うのは、鳥さんと一緒に避難しなければならないからです。調べて行くといろんなことがわかってきました。小さな命を守れるのは人間しかいません。動物の種類によって準備するものなどは違うと思いますが、私と同じようにペットとの防災に対する意識を持った方に少しでもお役に立てればと思います。

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