「100円均一の多肉植物って実際どうなの?管理方法は?」
と疑問を持たれている方へ、私が、実際購入した商品をもとにオリジナルの管理方法も書いてみたいと思います。
・100円均一の多肉植物って大丈夫?
私の場合、100円均一で売られている多肉植物の購入頻度は、多いか少ないかどちらかで言えば、少ないほうだと思います。
理由は、なかなか欲しい品種に出会えないことと(すでに持っている品種が多い)、元気な子に出会えないからです。店内で販売されている為、やはり日照と風が足りず徒長してしまってる子が多いです。仕立て直すこともできなくはないですが…
購入する時は、入荷したての場合がほとんどです。入荷したての場合はほとんどの子が元気で葉も密になっています。その中には、あまり見かけないレア品種に出会えることもあります。どちらも葉はぷっくりしていて、徒長も一切ありませんでした。
・お迎え後の基本的な管理方法
一番簡単なのは、外側のビニールを外して(必ずビニールは外してください。つけたままだと風通しが悪く蒸れる場合もあります。)お水をあげ、半日陰で風通しの良い場所に飾ったり、可愛い鉢にうつして観賞することでも十分です。
・オリジナル管理方法
ここからは、あくまでも私のオリジナル管理方法です。
①まず、ビニールを取り、ポットから取り出します。(ビニールには名前がついていることがあるので注意。私の場合は名前の部分をはさみで切っておきます)
②葉の下の方に枯れ葉や土に接していて蒸れているものがある場合は、きれいに取り除いてあげます。
③枯葉の間に小さい芽(茎についている白い部分)が出ている場合もあるので慎重に
④取り除けたら、元気な下の方の葉を「葉挿し用」に2週ぐらいゆっくり外します。(少し見づらくてすみません。)成長点をのこすために、左右にゆっくり揺らしながら外します。
⑤取り外した葉はこんな感じ
⑥どのようなトレーでも良いので芝の目土を敷いて葉を並べます。(芝の目土がない場合は他の土でも可。なるべく細かい粒の土のほうが適していると思います。)
⑦名前(品種)がわからなくならないように、はじめにビニールから切り取っていた名前を置いておきます。ない場合はプレートに書いておくのもOK。
⑧葉挿しを置いて置く場所は、冬の場合室内のほうがおすすめです。私は、出窓の日があたるところで管理しています。
※ちなみに「芝の目土」とは赤玉の細粒です。いろんな土を使ってみましたが、粒が細かいので葉挿しで生えてきた細かい根が生えやすいのでいつもこれを敷いています。
⑨次は、葉を取り外した後の親株の管理に移ります。2週ぐらい外したので少しこじんまりなってますよね。
⑩親株の根鉢を崩して、土をなるべく落とし、古い根っこがあれば切り落とし、多肉植物用の土を入れたポットへ移します。
私の作っている土の配合も以前の記事で書いたので貼っておきます。
⑪化粧砂として「軽石」または「ひゅうが土」を表面だけ敷いています。品種がわかるようにプレートに名前を書いて土にさすことも忘れずに。
化粧砂をする理由は、見た目ももちろんですが、お水をあげたかどうかもわかりやすくなるのでおすすめです。
ここまでが100円均一で購入してきた多肉植物のオリジナル管理方法です。ちなみに葉挿しの確認をしたら根と少しの芽がでてきたので載せておきます。
・葉挿しの経過報告(おまけ)
23日が経過しました(1月27日撮影)
小さくてわかりにくいですが、確実に成長しています。(葉っぱは1枚だけ枯れてしまいました。うまく成長点を残せていなかったのかも・・・失敗はつきものです。)
気温が低い時期にしているので成長はゆっくりです。少し手間にはなりますが、このように葉挿しをして増やしておくと親株がやられた時に安心につながります。100円の株から増やせたら余計にお得感がありますよね!?
追記2月28日の葉挿し