木材に丸い穴を開けたいけど、簡単に開ける方法ないかな?と悩まれている方いませんか?
今日は、DIYも時々しかしない、素人の私でも
『簡単に木材に丸い穴を開けた方法』をお伝えしたいと思います。
・丸い穴を開ける用途は?
丁番取り付け時の穴あけや配線などを通す為の穴あけをする方が多いようです。他にDIYによる洗面台の作成の為の配管通し穴、お子さんの工作のため等、多岐にわたります。
ちなみに、私が、木材に穴を開ける方法を探しはじめた理由ですが、多肉植物を飾るための『タブロー』を作る為です。土台となる木材へ、亀甲金網と土、水苔を入れるスペースを作るために穴を開ける必要がありました。(タブローの作り方を書いている本はたくさんあるのですが、穴が空いている木材を用意している状態から始まっているので、肝心な穴の開け方が載ってなかったので困りました。)
・失敗した穴あけ
早速、穴あけをはじめたのですが、最初は失敗の連続です。彫刻刀や錐、下穴あけドリルを使って四苦八苦しながら穴あけをしてみたのですが、この有様です。(下の写真をご参照ください。)手を動かしたのはいいものの、とりあえず開いた穴という感じで綺麗じゃないですよね。
・成功した穴あけの道具
色々調べた結果、下記の道具を使用して綺麗な穴あけに成功しました。木材の種類は、特に指定ありません。普通の端材です。
・木材
・インパクト(RYOBIー1100)
・木工用ボアビット
・下敷き用木材の板
・下穴あけ用ドリル(使わなくても良い)
※ 使用しているインパクトとボアビットの詳細は下のリンクをご確認ください。
リンク
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・穴の開ける手順
1. インパクトにあけたい穴のサイズのボアビットドリルをワンタッチで装着します。
2. 穴を開けたい場所を決めて、ホールソーを押し当てます。
3. インパクトのスイッチを入れて回転開始
4. 終了
※中心に下穴用ドリルで先に穴を開けている方が使いやすいとレビューを書いている方もおられました。
断面を綺麗にしたい方は、サンドペーパーなどで磨いてください。下の写真は、サンドペーパーかけていないそのままの状態です。
ボアビットを使えば、このような貫通させる穴だけでなく、止め穴、斜め穴、重ね穴なども開けることができます。
・使用上の注意点
くれぐれもボアビットを使用するときは、説明書を読み、注意して行ってください。私も初めはビクビクしながらインパクトのスタートボタンをゆっくり押しました。歯が木材にしっかり絡んで、穴が開き始めると進みやすくなると思います。コツを掴むと慣れてきます。
簡単でも良いので、下敷き用の木材に枠を作ることをお勧めします。インパクトの力で木材が動く場合があります。私の場合は、それを防ぐ為にこのような簡易式の枠を作りました。枠が作れない場合は、他にも固定する金具が販売されていますので、用意した方が作業がしやすいと思います。
・道具選びの注意点
インパクトの軸系に合う、ボアビットを選んでください。ちなみに私の使っているRYOBIー1100の軸径は6.35mmでしたので、それに合うものをネットで探し購入しました。
ボアビットの他にもホールソーやフラットドリルビットという種類もあります。ボアビットは、削りかすが出ますが、ホールソーは、より大きな穴が開けられて、かつ削りカスが少ないという特徴があります。
・まとめ
いかがでしたでしょうか?
インパクトがないとできない方法ではありますが、簡単かつ短時間で綺麗に穴を開けるにはお勧めです。比較的、道具も少なく確実に穴を開けらる方法ですので、是非一度お試しください。
・最後に実際作成した多肉植物のタブロー
小さいカット苗の多肉植物を、木材の板に飾るだけで素敵なオブジェになります。これを作りたいがために、穴あけの方法を色々試しました。