VINTAGE'S KEY

多肉植物と珈琲と文鳥について色々綴っていきます。

紅葉時期におすすめ 育てやすく可愛い多肉植物3選

これから多肉植物を育ててみたいけど、種類が多過ぎて、どれを買うべき?

と迷っているという方におすすめの品種を3つご紹介したいと思います。その中でもホームセンターなどでも手に入りやすい、普及種に限定して書いていきたいと思います。

やっと暑さも落ち着き、寒暖差が出てきて、多肉植物は紅葉を初め、一番可愛くなる時期と言われています。色彩鮮やかな、多肉植物を楽しんでみてください。

 

◆虹の玉

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紅葉前の虹の玉 これから色付きはじめます

名 前 :虹の玉

科属名 :ベンケイソウ科セダム

原産地 :メキシコ

増やし方:葉挿し、ばらまき、挿し芽

生長期 :春秋型

特 徴 :特に肥料は少なめの方が葉の色が美しくなります。(もちろん肥料なしも可)寒さにも強く大変育てやすい品種です。寒くなるにつれて、どんどん赤色が増してきます。色の変化を楽しめる代表選手です。

葉挿しをわざわざしなくても、自然に葉が落ちて根をはります。茎の部分からもいつの間にか新しい芽をつけることもあります。その場合は、新しい芽に栄養が行くように、先の部分をカットし挿し穂にして二刀流で増やすのもおすすめです。

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取れた葉からこのように芽を出します。土の上に置いておくだけでも根をはります。

 

◆リトルミッシー

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紅葉前のリトルミッシー 

名 前 :リトルミッシー

科属名 :ベンケイソウ科クラッスラ属

原産地 :南アフリカ

生長期 :春秋型

増やし方:葉挿し、ばらまき、挿し芽

特 徴 :「小さなお嬢さん」という意味を持つ愛らしいリトルミッシー。この時期になると葉の外側を縁取るようにピンク色に染まり始めます。寄せ植えの隙間に入れてあげても可愛いですし、グランドカバーとしてもおすすめです。垂れる特徴もあるので、単独でハンギングにして、窓側にインテリアとして飾るのもいいですね。春先には可愛い花もつけます。

ただし、夏の暑さや蒸れには大変弱い品種です。育てるならこれからの時期が一番育てやすいと思います。(-5度まで耐寒はあると言われていますが、冬に雪や霜の降りやすい地域の方は、念の為室内で管理してあげてください。)

 

◆姫秋麗

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ほんのり色付き始めた姫秋麗。リメ缶で群生。

名 前 :姫秋麗

科属名 :ベンケイソウ科グラプトペタルム属

原産地 :メキシコ

増やし方:葉挿し、ばらまき、挿し芽

生長期 :春秋型

特 徴 :夏は薄い緑ですが、この時期から徐々にピンク色に紅葉する姫秋麗。ピンク色を増したい場合は、なるべく、水を与えずストレスをかけた方が良いと言われています。葉を少し触っただけでポロポロ落ちます。デメリットのように感じますが、葉が落ちやすいので、いつの間にか勝手に増えてくれるありがたい品種というのが私の印象です。

寄せ植えでも可愛さを発揮してくれますが、単品での群生もおすすめです。リメ缶などに入れておくと、こんもりと苔状に横に広がって育ってくれます。下の方からもどんどん新しい芽が出てくるので、虹の玉と同じように上をカットして挿し穂で増やすのもいいですね。

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落ちた葉から新しい芽がどんどん出てきます。

 

この三種類の共通点は、どれも、増えやすく、可愛く、そしてお手頃価格(200〜400円ぐらい)という点でしょうか。紅葉による色の変化も出やすいので、初心者さんにはとてもおすすめです。みかけたらお迎えしてみてください。多肉植物の魅力を感じていただける品種です。

 

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