梅雨入りしたこともあり、最近、育てている多肉植物のパトロールを強化しています。多肉植物はすごく育てやすい植物と言われていますが、梅雨時期の蒸れには要注意です。1月にダイソーで購入したオリビアもすごく元気に育ってくれているのですが、少し密集具合が気になったので、梅雨対策も兼ねて、確認していこうと思います。
オリビアってどんな多肉?
【オリビアの基本情報】
名 前 :オリビア
科属名 :ベンケイソウ科グラプトベリア属
原産地 :アメリカ
増やし方:葉挿し、挿し芽、
生長期 :春秋型
特 徴 :グラプトペタルムとエケベリアの交配種、葉に艶がある。とても子ぶきやすい。秋からエッジ部分が紅葉する。爪がはっきりしている。肉厚葉。
梅雨対策
購入してきてすぐに、葉挿し用としてたくさん葉をとったのですが、数ヶ月でこれだけ密な状態になっていました。しっかりした花芽も2つも出ていますね。本当はそのままにしておきたいのですが、花があることで株の力が弱くなってしまうので、これからの夏越しのことも考えて、今回は1つ切ります。(捨てずに別の土に指すのでご安心を。花瓶にいれていても、花は咲いてくれるので、花芽で困った方はお試しください)
下の方からもう子吹いています。これも切って、別のポットに挿します。
葉の下の方も確認していきます。
枯れた葉が数枚確認できます。雨で湿っているので、他の葉に悪影響を及ぼす前に、きれいに取り除いてあげます。土に近い元気な葉っぱも、葉挿し用に取り外し、風通しがよい状態にしてあげます。
数枚葉挿し用の葉っぱを取り除くと、中からまた子株が2つ出てきました。日が当たらず、風通しも悪かったせいか、色がよくありません。おそらく、数日で元気な状態になってくれると思います。こんなことがあるので、密集している株はこまめに確認してあげてください。せっかく出てきてくれた子株は大事にしたいですよね。
さらに2つ子株がありました。比較的大きいですが、まだ茎から外さないほうがよいと判断しました。茎がまだ育っていないので、土に近い状態のものが多いです。成長しにくくなるので、その場合は、土がなるべくあたらないようにどけてあげてください。
葉挿し用葉っぱ外しの失敗例も載せておきます。成長点が茎に付いたままになっています。この状態で外した葉っぱは葉挿しできません。オリビアはどちらかというと葉っぱが外しにくいと感じました。今後、茎から子吹いてくれることを期待したいと思います
今回外したものです。一番大きくせいちょうしていた子株のみ外し、ポットに移しました。他の子株はもう少し茎に残しておくことにしました。あと、花芽を一つと、葉挿し用に成長点をつけたまま外せた葉っぱ達です。(失敗した数枚は写していません)
だいぶスッキリした状態になりました。ここまでしておけば、梅雨の蒸れ対策には十分だと思います。同じような状態の株をお持ちの方の参考になればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。