Q、これからおうちコーヒーを楽しみたいと思います。ハンドドリップ初心者さんにおすすめのドリッパーはどれですか?
珈琲について調べ始めてから、もうすぐ2年になる私の今の時点での答えは、
A、クレバードリッパー(CREVER DRIPPER)
です。

おうち珈琲で「ハンドドリップ」を始めてみようと決めてから、最初に調べたのは「ドリッパー」についてでした。カフェには行っていましたが、知識はほとんどなかった為、ドリッパーの種類の多さに驚き、どれを買うべきか結構悩みました。
「初心者」「ドリッパー」で検索すると、よく出てきて、お手頃な値段で、結構どこでも購入することのできるのが「HARIOのV60ドリッパー」
私もこのドリッパーを1番初めに買いましたが、同じ分量のレシピでいれても味にバラツキが出てしまいました。おそらく、お湯のかけ方、湯柱の太さなどが定まっていなかったからだと思います。その後も色んなドリッパーを購入し試しました。その中で初心者さんにオススメしたいのがクレバードリッパーです。
【クレバードリッパーの特徴】

「CREVER DRIPPER」かっこいい名前ですよね。
台湾生まれの透過法と浸漬法を組み合わせたドリッパー。通常は付属のコースターの上か平らな場所で浸漬法としてつかいますが、サーバーやカップの上に載せたまま始めると、透過式のドリッパーとしても使える二刀流ドリッパーなのです。(私は浸漬法でほとんど使っています)
浸漬法で淹れる場合は、特別な技術は必要なく、工程もシンプルなので誰でもお手軽に美味い珈琲が楽しめます。
上記な点から【クレバー】…頭がよいこと、賢くて気がきいていること、利口な様子などを表す言葉 の名前がついているのかもしれません。
- サイズはSの300mlとLの500mlの2種類
- 最高耐熱温度は100℃
- カラーバリエーションは半透明タイプ(ブラウン、ブラック)半透明でないものは(ブラック、レッド、ホワイト)があります。
- 価格は種類によりますが、3000円〜6000円前後(半透明の方が安価)
- 本体には付属品として、コースターと蓋がついています
- ペーパーフィルター(100枚)が付属でついている商品もあります
デメリットを強いて言えば、
- ハンドドリップを入れる過程を楽しみたい方には向いていません。(珈琲の粉の膨らみなどをみることができません。)
- 中にあるストッパーのシリコンは劣化が進んだ時に交換する必要があります。
- 価格は他のドリッパーに比べてやや価格は高め

ちなみにクレバードリッパーの裏はこのような構造になっています。これを押さえることによりストッパーが外れる仕組みになっています。
【なぜクレバードリッパーがオススメなのか】
とにかく、難しくないのが一番の理由です。
透過式でハンドドリップで美味しくコーヒーを淹れたいと思い調べていくと色んな項目を目にすると思います。湯柱の太さ、お湯の掛け方、1、2、3投目・・・とお湯の量、秒数をこまめに変えたり結構初心者にはハードルが高いのです。
しかし、このクレバードリッパーの場合は、お湯は1投のみ、お湯のかけ方もシビアではなく、もしろその逆で、撹拌するように一気にかけて良いのです。途中撹拌の工程がありますが、1回だけ。あとは、数分待ってサーバーかコップの上に置くだけとなんともシンプル。
そして、私が何十回試した結果、他のドリッパーに比べて味のバラツキがなかったというところが大きなメリットでした。少し、他のドリッパーと比べてお値段が高めですが、美味しい珈琲を毎回自分で淹れて飲めることを考えると初心者の方にこそオススメしたいドリッパーです。
【クレバードリッパーで淹れてみる】
◾️用意する道具
- 珈琲豆
- ミル(お店で粉にしてもらう場合は必要なし)
- サーバー又は珈琲カップ
- クレバードリッパー(CLEVER DRIPPER)
- ペーパーフィルター
- 攪拌用スプーン
- ケトル又はやかん(ドリップケトル、ドリップポットもオススメ)
- デジタルスケール(タイマー付きが便利。ない場合は携帯のタイマーでOK)
◾️クレバードリッパーで淹れてみる(浸漬式レシピ参照)

①ケトル又はやかんでお湯を沸かす。(93℃)
②ペーパーフィルターをセットし、湯どうし(リンス)をする。(この時はドリッパーをサーバーまたは珈琲カップの上に置いて下の栓が開く状態にしておいてください。湯どうししたお湯は捨ててください。)
③デジタルスケールの上に付属のコースターをおいて、その上にドリッパーを乗せる
④ドリッパーに珈琲の粉を10g入れる。
⑤タイマーをスタートさせ、お湯を177g注いでいく。他のドリッパーと違い、湯柱の太さなどは気にせず、撹拌するように勢いよく注いでも大丈夫です。

⑥付属の蓋をして待つ
⑥1分30秒経過したら4回攪拌する(下から上へ混ぜる)
⑦攪拌が終わったら再度蓋をして4分になるまで待つ。
⑧4分経過したらサーバ又は珈琲カップの上にドリッパーを載せて珈琲を落とす。
⑨落とし切ったらできあがり
【クレバードリッパーにあうフィルターは?】
私が購入した時は、クレバードリッパーの付属でペーパーフィルターも入っていたのですが、それは使っていません。一番合うと言われているのは、「アバカ 扇形 珈琲フィルター」です。CAFECさん(三洋産業)の商品でアバカ(マニア麻)は針葉樹の半分の細さの繊維が得られる為、通気性がよくしなやかで丈夫であることが特徴なのだそう。まろやかな味わいになるとも言われています。クレバードリッパーLサイズの場合は、3〜5杯用がおすすめです。
【クレバードリッパーのお勧めレシピは?】

最後に、クレバードリッパーのレシピを載せておきます。浸漬式レシピ(SCAA推奨)
ものと個人的によく使っているもの2種類載せておきます。
1、浸漬式レシピ(SCAA推奨)
- 珈琲豆(細挽き):10g(9〜11g)
- お湯の量:177g
- 湯温:93℃(90〜96℃)
- 総タイム:4分(4分でドリッパーをサーバーに乗せる)
- 1分30秒経過した時に蓋をとってスプーンで4回攪拌し蓋を閉める。
2、個人的レシピ
- 珈琲豆(中挽き):13g
- お湯の量:240g
- 湯温:96℃
- 総タイム:4分(3分30秒でドリッパーをサーバーに乗せる)
- 1分30秒経過した時に蓋をとってスプーンで8回攪拌し蓋を閉める。
まずは、一度推奨レシピで。その後オリジナルレシピを色々試してみてはいかがでしょうか?クレバードリッパーCLEVER DRIPPER でおうち珈琲ぜひお試しください。
【おまけ】
ちなみに、クレバードリッパーと似たような構造のドリッパーがHARIOさんからも出ています。名前は「スイッチ」もしご興味があれば調べてみてください。私は使ったことがないので何も書けませんが、先日神戸大丸で行われていたペアリングフェスティバルで有名な珈琲店の方も使用されていました。


