多肉植物の「美空の埃」(みそらのほこ)を持ってるけど最近元気がない…という方に朗報です。
プラカップで育てていた「美空の埃」が、昨年夏の暑さにやられ一時期元気がなくもうだめかな?と思っていたのですが、簡単な方法で復活させることが出来ました。
【復活した方法】
「プランターに移し替える」だけの方法です。(地植えも可)
【基本情報】
名 前 :美空の鉾
科属名 :キク科セネシオ属
原産地 :アフリカ マダガスカル
増やし方:挿し木、株分け
生長期 :春秋型
特 徴 :夏の高温多湿が非常に苦手。耐寒性は比較的あり。存在感があり、寄せ植えにも入れると高さを出してアクセントにできる。春には花も咲かせます。
【この方法を試した理由】
以前、近所を散歩している時に、あるお宅の玄関先で地植えしている美空の鉾を見かけました。それを見て、もしかするとプラカップではなく、土の多い容器もしくは地植えで、普通の花苗用の土に植えてみれば復活するかもしれないと考えました。
【植え替え後の経過と増やし方】
その時のことを思い出して、11月後半に、美空の埃を花苗用の土(水を蓄えられる土)がたっぷり入ったプランターに移し替えました。(地植えではなく、プランターにしたのは移動できるようにするためです)
そして、先日、3月4日に半日陰で冬の間放置していた美空の埃を確認すると完全復活していたのです。しかも子株まで下から出てきています。上の大きくなったものをカットし、挿し木として増やすこともできますし、下から子株が出てきているのでもう少し大きくなったらこちらもカットし増やすことができます。
【まとめ】
多肉植物の本で美空の鉾は、1.2月は休眠すると書いています。しかし、本が全て正解ではなく、育ててみると違うことが多々あります。冬の短期間でこんなに成長することに驚いています。多肉植物の中でも水が好きな種類になりますので、排水性の良い土を使っている方も、比較的たっぷり目にお水をあげてもらった方がいいと思います。
もし、私のように美空の埃を元気ない状態にしてしまった方、ぜひ一度、この方法を試してみてはいかがでしょうか?