「多肉植物を初めて育てようと思っているのですが、おすすめの時期はありますか?」
という質問をいただくことがあります。
そんな時は、必ず、「春か秋がおすすめです。」と答えています。
その理由をいくつか書いてみたいと思います。
【多肉植物を取り扱うお店が休業していた】
これは、驚きました。私が、多肉植物を育てようと決めて1ヶ月経過した頃、12月〜1月にかけて、多肉植物を取り扱っていそうなお花屋さんをリストアップして何日もかけて車で回ったことがありました。
(私が育て始めたのは、11月後半だったので、育て始める時期としては微妙な時期だったのです。多くの種類が休眠に入る時期ですので。もちろん、知識ゼロの状態からだったので、しょうがなかったですが・・・)
その時に、お店に行くと数件がcloseになっていたのです。たまたまお店の方がいらっしゃったので、お休みの理由を聞いてみると
「ウチは、1月と2月は完全に休業してるんですよ。多肉植物が元気な時期にお客さんに販売したいので、また春になったらきてください!」
とのことでした。この時の経験から、冬に焦って購入したり、育てる必要はないんだと結論が出た次第です。
【販売されているの種類が多い】
これは、何度が別の記事にも書かせていただいていますが、やはり、春と秋は多肉植物の種類が多く販売されてています。もちろん元気な子も多いので、初心者の方にとってはすごく育てやすいと思います。ただし、冬や夏に売れ残って徒長している子も混じって販売されていることがあるので気をつけてくださいね。
【写真映えする】
今時の言葉を使いましたが、正直、春と秋の方がカメラで多肉植物を撮影したときに映えます!特に、秋の紅葉時は赤や黄色が映えて最高です。寄せ植えにして楽しんだ後、写真に納めたくなると思うのですが、夏冬に比べてやっぱり可愛く見えます。うまくできると自信にもなりますし、テンションも上がりますよね。
【成長が早い】
多肉植物には、春秋型、夏型、冬型と大きく分けて3種類あるのですが、春秋型の種類が比較的多いです。春と秋に生長期を迎えますので、生育スピードが早くなります。どんどん葉挿しもしやすいですし、子ぶくき安いので見ていても楽しくなると思います。カット苗を購入したとしても、根が張るスピードも早いです。
【多肉植物イベントも春と秋に多い】
上記の写真は、数年前に兵庫県西脇市で開催されていた、『多肉もろもろ市場』で購入してきたものを撮影したものです。毎年5月と11月ごろに開催されていましたが、コロナの影響で数回は休止になっています。今年の5月も残念ながら休止だそうです。1日でも早く多肉植物のイベントが通常どおり開催されることを願っています。
いくつかのイベントに行きましたが、開催されるのは、やはり春と秋が多いことがわかりました。もちろん、夏や冬にも小さいイベントはあるようですが、大々的なものはこの時期が多いようです。
この様なイベントが各地で沢山行われてていますので、お住まいの近くで開催予定がないか調べてみてくださいね。なかなかお店にまでは買いに行けないけど、イベントに出店されていて出会えるお店もあります。店主の方とお話しできるチャンスもありますので、質問などあれば聞いてみるのも良いかもしれません!
【まとめ】
このような理由から、私は、春と秋に育ては始めることをおすすめしています。多肉植物が元気な時期の方が、多少育て方を失敗したとしても、回復も早いです。人間の体にも優しい時期がいいですよね。
では、春と秋以外何をしているかというと・・・
【春と秋以外の多肉植物活動は?】
夏と冬の多肉植物活動として何をしているかというと、
- 多肉植物を守るために日当たり調整のため場所を移動
- 遮光ネットをかけたる
- 一ヶ月に数回の水やり
- 寒さ対策の室内への移動
- 不織布による防寒
- 調子の悪い子(凍結など)がいないか etc・・・
など、苗の数は増えるにつれて何かとすることは出てくるのですが、育て始めた頃は、苗の数も少なかったのでこんなことをしていました。
→リメイク缶の作成をしていました。
→一年の多肉活動の予習をしていました。
→アレンジについての勉強をしていました。
→寄せ植えの器にする流木拾いに行った
最後の流木拾いは番外編として載せました。(長靴履いて海まで行ったのは事実です)多肉植物は、育てる以外にも寄せ植えなど他にも色々な楽しみ方がありますので、本やブログやYouTubeで勉強期間にされるのもおすすめです。