今日は、多肉植物のエケベリアで人気の品種 桃太郎 について書いていきたいと思います。
『目次』
桃太郎の基本情報
流通名 :桃太郎
属 名 :エケベリア
原産地 :中米
増やし方:葉挿し、胴切り、株分け
特 徴:春秋型。爪がほんのりピンク色に染まり、見た目がとても可愛い。チワワエンシスとリンゼアナの交配種。チワワエンシスよりも育てやすい。下葉は蒸れに弱いところもあるが、年中、比較的丈夫。直射日光は避け、風通しの良い場所を好む。
胴切りvs葉挿しの成功率とおすすめ度
胴切り 成功率100% おすすめ度★★★★☆
葉挿し 成功率 40% おすすめ度★★☆☆☆
結論
桃太郎を増やす時は、胴切りがおすすめ
(比較対象でない株分けは今回対象外とします)
考察
今まで、桃太郎は葉挿しのみで増やしていました。なぜかというと・・・
桃太郎の葉は非常に密になっています。胴切りする為にテグスを巻くのも難しいし、ハサミを入れる場所を作る為に、葉をとって間をあけようとしても葉が外しにくいので、躊躇していました。(胴切りの仕方はこちら↓を参照ください)
胴切りする勇気がなく、今まで葉挿しのみで増やしてきましたが、成功率があまりよろしくなかったのです。
葉挿しの成功率が低い理由として考えられること
・葉をとるときに失敗して生長点がついてこなかった。
・桃太郎は成長スピードが遅いため、芽が出ても途中蒸れたりして力尽きてしまう
・葉挿しの葉が、虫(ナメクジ等)に食べられたり、蒸れたりして早々に無くなる
もちろん、葉挿しから頑張って増えてくれて、今では立派な苗になってくれている子もたくさんいます。
でも、もう少し増やしたいという思いから、
今年初めて桃太郎の胴切りに挑戦した結果
躊躇していた部分はかなり難しいのですが、そこを乗り切って仕舞えば、葉挿しよりも成功率は格段に上でした。葉挿しと違って、蒸れや虫の被害もなく、元株についていることもあり、成長のスピードも早く、芽もしっかりしています。
桃太郎を増やす場合、胴切りか葉挿しなら、断然、胴切りをおすすめしたいと思います。