おはようございます。GWいかがお過ごしでしょうか?コロナの影響でおうち時間を過ごされているかたも多いかと思います。私もその一人です。この長期休みで盆栽をはじめたという方が多いとニュースで見ました。多肉植物を育て始めたかたもおられるのではないでしょうか?
今日は、多肉植物の魅力の一つ、葉挿しについてお話ししたいと思います。
多肉植物の増やし方は色々ありますが、葉挿しは是非一度挑戦していただきたいです。季節を問わず、一年中できると言われていますが、実際、私が一年を通して実験してみた結果、成功率には差がありました。
葉挿しをはじめるのに成功率が高いのは正に今の季節、春の3月〜5月ぐらいです。逆に、7月〜8月に始めると日差しの強さや暑さ、蒸れにより成功率が低かったです。
葉挿しの道具ややり方についても記しておきます。
【材料】
- 芝の目土もしくは鹿沼細粒(どちらも細かい粒で細かい根が出やすい土です。)
- 育苗トレー
- ピンセット
- 多肉の葉
【方法】
- 多肉の葉っぱを生長点が取れないようにゆっくり右左に揺らしながら外す
- 育苗トレーに土を入れる
- 葉っぱを並べる(並べ方は葉を平面に置いても、上の写真のように横置きでも大丈夫です。横置きにしているのはたくさん並べる為です)土はなるべく乾いている状態のものが良いです。初心者さんは、葉っぱの切り口を3日ほど乾燥させてから土に置いた方が安心かもしれません。
- 根が少し出てきたら、水をあげる。
- 芽や根がでてきたら多肉用の土の入った黒ポットに移す。根をしっかり土に埋めてあげてください。(多肉用の土はオリジナルブレンドです。一番初めの写真がその状態です。)
【置き場所】
- 直射日光の当たらない、半日影の屋外で風通しの良い場所
【ポイント】
- 多肉の葉っぱを外すときはピンセットなどは使わず指で軽く持ち、優しく取り外してあげて下さい。
- シワシワの葉っぱではなく、水分を含んだ元気な葉っぱの方が格段に成功率が上がります。
- 葉挿しに向いている品種やそうでない品種があります。
- 育苗トレーはそんなに深さがないので、成長してきたなと思ったら、深さのある土に移してあげたほうがより成長のスピードが上がります。
少ない材料で簡単にできるので是非試してみてくださいね。多肉植物の生命力に感動すること間違いなしです!ご質問等ありましたら私のわかる範囲でお答えしますのでいつでもコメントいただければと思います。